どうも、カントです。
今回は
「男性向けのセールスと女性向けのセールスを間違えると詰む!?」
というお話をしていきたいと思います。
何の話かといいますと
プリンセスマーケティングという本を読みまして
- 男性向けのセールス
- 女性向けのセールス
「ここまで違うのか」と驚きましたので
皆さんとシェアしていきたいと思います。
動画バージョンはこちら⬇️
目次
プリンセスマーケティング
この「プリンセスマーケティング」という本は
ヒトデさんという方がユーチューブで紹介をしていて
この本のことを知りました。
どんな本なのかといいますと
女性向けに特化したマーケティングの本
なんです。
内容としましては
商品を売りたい相手が女性だった場合
めちゃくちゃ劇的な効果を発揮する
というよりも
狙うポイントをにかなり的確に絞れる
ような内容になっています。
この本は、本当に色々なことが書いてあって
めちゃくちゃ勉強になるんです。
その中でも特に気になったところを紹介していきたいと思います。
ストーリーライティング
本の冒頭というか前半部分に
ストーリーライティングに関することが書いてありました。
ストーリーライティングについては
- 本
- ユーチューブ
- ブログ
などに書いてあったりしますが
大体、男性が共感するストーリーで終わっているんですよね。
敵の出現→倒そうとする→挫折→乗り越える→敵を倒す
よく漫画で見かける、ヒーローものですね。
ワンピースに出てくる、アレです。
しかし、この本には
女性が共感するストーリーは、全然違う
ということが、書いてありました。
男性が共感するストーリーは?
男性が共感するストーリーは
ヒーローものです。
例えば
- ドラゴンボール
- ワンピース
などのストーリーが当てはまります。
「努力・友情・勝利」ってやつです。
ここで、男性向けストーリーの例を紹介します。
勇者よ、目覚めるのです。
あなたは、この世界を救う救世主。
これから、数えきれないほどの困難をあなたを襲うでしょう。
拭いきれないほどの苦しみや悲しみを経験するかもしれません。
しかし、あなたは選ばれた伝説の勇者。
その困難を乗り越えることができるでしょう。
困難を乗り越えたその先には、仲間と分かち合える、素晴らしい未来がまっていますよ。
RPGのゲームに出てくる冒頭の部分のような感じです。
このような、男性向けのストーリーと違うのが
女性向けのストーリーです。
次は、女性が共感するストーリーについて説明していきます。
女性が共感するストーリーは?
女性が共感するストーリーは
シンデレラです。
ポイントは
「魔法1つで変わる」ことです。
「努力・友情・勝利」ではなく、魔法1つで変わるんです。
女性が共感するストーリーは
男性向けのストーリーとは全く違うんですよね。
全員ではないのですが、
女性の深層心理には、こんな傾向があります。
- 今の自分は、かりそめの自分なんだ。
- 私は、本来の自分にもどりたいの。
- その方法を教えて。
ということを知りたいと思っているのです。
それでは、女性の深層心理を踏まえた上で
女性向けストーリーの例を見てみましょう。
「どうせ私は○○だから」「いっつもそう、なんで私はこうなんだろう・・・」
いつまで、そうやって諦め続けるつもり?
本来のあなたは、もっと価値のある存在なのに。
もうやめようよ。気づいているんでしょ。
自分を偽り続けていることに・・・
あなたは、もっと輝ける存在なのだから。
それに気づくだけで、世界はかわるのだから。
という形で
要求されるストーリーが全く違います。
なので、「男性」と「女性」の違いを理解し
- 男性向けストーリー
- 女性向けストーリー
に切り替えていかないと効果が薄くなってしまいます。
女性向けストーリーの悪い例は?
女性に男性向けのストーリーをゴリゴリにやってしまうと
全く効果がないというか、むしろ嫌われてしまいます。
- お腹がぶよぶよでボンレスハムみたい。
- 男性から「お前、顔がヒキガエルみたいだな」といわれる。
- 最近足が大根みたいに太りまくって町を歩くたびに周囲からわらわれる。
あなたは、こんな悩みありませんか?
って冒頭部分でやってしまったら、女性は絶対に読みません。
っていうか、速攻で離脱されます。
なぜなら、この冒頭部分を読むということは
冒頭部分に書いてあることを肯定することにつながるからです。
女性は
- こんなにひどくないし。
- 全然知らない人が、いきなりこんなこと言うとか、ありえなくない?
って思ってしまうんですよね。
いきなり、困難と現実と向き合わされるようなことを
冒頭でズバって言った場合
- 現実を受け止める
- その困難を克服するのはどうしたらいいんだ
- 教えてくれ・・・師匠ー!
となります。
- とにかくイラっとします
- 怒ります
- 女性には響きません
女性に
現実を目の前に突きつけて、「克服しろー」
と言ったとしても、響きません。
それどころか、怒らせてしまいます。
そうゆうことをしては、いけません。
女性向けストーリーのいい例は?
女性向けストーリーのいい例を解説します。
体重計に乗ることを、ためらったことはありませんか?
自分へのご褒美で、ちょっとだけケーキを食べちゃったあとに
体重計に乗ることが、すっごい楽しみなんです。
私ったら、すごい、今日もまた痩せちゃってる。
体重計に乗るたびに、自分のことが好きになるんです。
その秘密、知りたくありませんか?
現実を直視させず、続きが気になる
というふうに冒頭文を書くと、よさげになります。
これ、よく勘違いをする人がいるですけど、
シンデレラってストーリーを男性的にとらえて
女性には、変身願望があると思っている人がいます。
でも、それは、誤りなんですよね。
正確ではない。
女性は
「今の自分をレベルアップさせてより強い自分になる」
という欲求より
「本来の自分に戻りたい」
という欲求のほうが強いのです。
つまり、変身じゃなくてもとの姿に戻りたい。
本来、女性には
私お姫様なのっていう欲求や真相心理があるんです。
「今は醜いカエルの姿に変えられているだけ。
だから、魔法を1つ、パッとやるだけでもとの姿に戻れるの。」
というのが、本来のシンデレラストーリーです。
「努力・友情・勝利」で王子様を勝ちとる。
というのとは、違います。
ということで
「男性向け」と「女子向け」でストーリーが
全然違うことが分かったでしょうか?
女性向けストーリーで注意することは?
「男性向け」「女性向け」と書いてきましたが
必ずしも100%当てはまるものではありません。
ちなみに、私は男性ですが
ドラゴンボールやワンピースの面白さは、よく分からなかったりします。
自分より強い敵を見てもワクワクしないし、海賊王にも興味がありません。
どちらかというと、植物のように静かに暮らしたいと思っています。
超絶なマッチョなストーリーは、少しだけワクワクしますが
そこまで惹かれることはありません。
なので
「男性だからこっちのストーリー、女性だからこっちのストーリーがいい」
と決めつけるのは、少し違うのかなと思います。
余談ですが、鬼滅の刃は、めっちゃ共感しました。
これは、男性向けのストーリーとは、また少し違います。
新しい時代のストーリーのアプローチ方法なんだなと思っております。
【ストーリーライティング】男性向けと女性向けのセールスを間違えると詰む!?まとめ
- 男性向けのストーリーライティングと女性向けストーリーライティングは違う
- 男性向けのストーリーライティングは、「努力・友情・勝利」
- 女性向けのストーリーライティングは、「シンデレラストーリー」
- 女性の場合、困難と現実と向き合わされるようなことを冒頭でズバって言ってはいけない
- 女性の場合、現実を直視させず、続きが気になるというふうに冒頭文を書くとスムーズ
- 必ずしも100%当てはまるものではない
というわけで今回は
「男性向けのセールスと女性向けのセールスを間違えると詰む!?」
について、お話をしてきました。
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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