音声入力で文章は書けるのか?これから時代に必須な能力とは?

文章書くとき、あなたはどのような環境で書いていますか。
スマホでしたらフリック入力が便利です。
PCでしたらキーボードでブラインドタッチで、かなりのスピードで文字を入力することができます。
さて、ここで第3の選択肢があります。
それは音声入力です。
これかなり便利ですよ。
私の朝記事を書くとき、基本的に音声入力を使っています。
今回はスマホやPCで音声入力することのメリットをお伝えいたしますね。

音声入力のメリットは?

 
音声入力のメリットはいくつかあります。

画面を注視しなくても文章が書ける

これ結構重要なことです。
PCで文字を入力する時とか、よほどブラインドタッチが慣れていないと、ある程度キーボードを目で見る必要がありますよね。
またスマートフォンでフリック入力するときは確実にキーボード画面を注視する必要が出てきます。
そうしなければ入力ミスが増えて効率が悪くなるからです。
しかし、画面を注視したりキーボードを見ることが、いつもできるわけではありません。
例えば私は、この文章を朝起きたばかりの状態で書いています。
この場合ですと、起きてから数分はまだ目が覚醒していないため画面やキーボードを目で見ることが難しくなってきます。
そこで音声入力を使うと、たとえまだ目が覚めていなくても文章を書くことができます。
スマートフォンでしたらキーボード画面のマイクボタンを押すだけですので、マイクボタンをポチっと押した後はただ喋るだけでこれほどの分量の文章を書くことができます。
またPCでもマイクが付いている場合でしたらすぐに音声入力が可能になります。
私はMacBook Airを持っているのですが、このMacの場合でしたらファンクションキーを2回押せば音声入力が起動しますのでそれでしゃべればすぐに音声入力を開始することができます。
音声入力の認識精度の良さは、MacよりiPhoneの方が優れているため最近はiPhoneで音声入力するようにしています。
確かにMac Macでもある程度iPhoneの認識精度に迫る設定をすることができます。
しかしやはりiPhoneの方が素早く認識することができますので、最近の音声入力はiPhoneを使用しています。

入力が速い

最近の音声入力の認識精度はかなり高いです。
私自身キーボードではブラインドタッチ、スマートフォンではフリック入力をして文章を書いてきましたがこれらに引けを取らない、場合によってはそれらよりも素早く文字を入力することができます。
このやり方は師匠に教わったことなのですが、ようはただ喋るだけなので、キーボードで入力したりフリック入力をする時と違い気軽に文章を入力することができます。

しゃべり言葉で文字を書けるようになる

基本的にブログや記事はしゃべり言葉の方が読みやすいです。
最近は特に本を読むよりもTwitterやLINEなどコミュニケーションメインで文字に触れる方が多いです。
そのため会話形式や話し言葉中心で文章を構成した方が、より皆さんが親しみを持つため読んでくれることが多いです。
そのためできるだけ会話形式や話し言葉で記事を書くことが重要になってくるんですが、キーボードやフリック入力で文章を書く場合、どう書けばいいんだろうと言う思考が入りますので、場合によっては硬い文章になりがちです。
しかし音声入力の場合でしたら直接言葉を発して文章を書けるため、限りなくしゃべり言葉に近い感覚で文章を書くことが可能になります。
しゃべりがコンテンツになる究極は動画です。
YouTubeなどで自分が喋っている動画を撮ることは、しゃべり言葉を鍛える最強の方法です。
人は教科書みたいなまた辞書みたいな文章みたいと思いません。
これは機能的価値と言って、あくまで正確な情報を伝えるためには有効なのですが人の感情に訴えかけることができません。
逆に良い記事や文章には感情的価値が入っています。
人は感情的価値に反応します。
人は他者の感情に感染しやすい性質を持っています。
その性質を利用して記事に感情的な部分をガンガン取り入れるのです。
こういった感情的な部分を取り入れるときに喋り言葉で文章書くと、より読者さんの心に響かせることができます。
まるで目の前で直接読者さんに訴えかけるような文章の書き方が可能となりますので、より求心力を高めることができます。
こういったことができるようになったのも、Googleの音声入力がこれほどまでに進化したからなのですね。
これからもっと文章書くことが容易になってきます。
しかし、どれほど文章を書く方法が進化していっても文章を書く力そのものがしょぼいとどれだけ良いツールが出てきても意味がありません。
確かにTwitterやFacebook LINEなど、個人が文字を入力したり情報発信したり意見を述べたりする機会は圧倒的に増えています。
しかしそんな手軽に情報発信することができるようになった反面、発信する内容そのものは当たり障りのないものになってきています。
SNS全盛期の現在

  • 文章をより多くの人に見てもらう
  • より多くの人に共感してもらう

そのためにはある意味当たり障りがないこと、または常識と反する極端な考え方をどうしても書いてしまいがちです。
そのほうが手軽であまり頭を使わず、日々コンスタントに書くことができるからです。
TwitterやFacebookで日常を切り取る習慣が身に付く事は悪いことではありません。
しかし、いいねが欲しかったりたくさんの人に拡散してもらいたいと言う
承認欲求を満たすために文章を書く場合でしたら、それは悪い習慣ですよ。
自分の人生のいいと思ったところを切り売りして文章に載せるので、長期的な幸せを描くことができなくなるからです。
ネット上に自分のやったことの成果やプロセスをアップするため、自分のやっていること全てが他者の意見に支配されがちになってしまいます。
もちろん自分がやっていることをそのままネット上にアップするのは、ある意味では良いことです。
アップする事で、他者の目に晒されるため、モチベーションを保つこともできますし、プロセスや結果をどんどんアップすれば読者さんに興味を持ってもらえ、ファンになってくれる人も出てくるかもしれません。
しかし

  • すぐに人から評価されたい
  • イイねをもらいたい
  • すぐに拡散して自分は人気者になりたい

と自分のやることそのものよりも、人から評価されたいという承認欲求が強くなってしまうと本来の目的を見失ってしまいます。
どんどんその人の文章は、平凡でつまらないものになっていきます。
結果、つまらない文章しか書くことができなくなり、その人自身の魅力や強みはどんどんなくなってきてしまいます。
これでは意味がありませんので、まだ無名の段階でTwitterやFacebookなどでガンガン文章を書く事は両刃の剣となります。
特にTwitter等は、読者さんはあなたのやっている事を全部見ているわけではなく、その中では一部のツイートだけを見てすぐ反応してくる人も出てきます。
情報量が圧倒的に少ないため誤解されやすいことも多いでしょう。
そのためTwitterは無難なことを書くことしかなくなったり、極端なことを言って炎上商法のようなやり方でやると言う2パターンが最近多くなってきているのです。
しかし純粋にライティング技術を向上させていきたい。
記事作成が上手くなりたいと思うのでしたら、TwitterやFacebookなど短い文章を書くのではなくブログで長文を書くようにしましょう。
その時に気軽に文字を入力できるのが音声入力なんです。
片付けコンサルタントの近藤まりえさんは人に直接片付けを教えることができましたが、はじめの頃は文章を書くことが全くできませんでした。
人によっては文字書くことよりも喋る方が得意な人がいます。
そういった人にとっても音声入力はとても便利なものだと言えるでしょう。

音声入力のまとめ

 
音声入力のメリットは

  • 画面を注視しなくても文章が書ける
  • 入力が早い
  • 喋り言葉で文章がかけるようになる

など、お分かりいただけたと思います。
これからの時代、ネットでの活動がますます重要なことになってきています。
2020年には5Gが日本で導入されるとニュースで見たことがあります。
ネットでの情報発信は個人にとってますます重要なことですね。

  • 膨大な情報に毎日さらされて、ただの消費者となるのか。
  • 積極的に自分で情報発信して、有益なコンテンツを作っていく発信者となるのか。

これからはそのような格差が生まれてくると思います。
あなたはどちらの側に回りたいですか?
文字情報発信をしたい場合でしたら、今はブログやYouTubeがお勧めです。
そのためにまずはライティング技術を学んでみてはいかがでしょうか?

3 件のコメント

  • 非常に参考になりありがとうございました。
    私は、iPhoneSEを使用していますが、
    そんな機能が、あることを知りませんでした。
    忘れ対策のためにも、有効に活用してみたいです。
    又、FasebookやTwitterのご指摘されていることは、
    私も同感です。

    • ありがとうございます。
      そうですね、市の図書館は普段から利用させていただいております。
      確かに
      ツイッターやフェイスブックで毎日投稿することも重要なのですが、そればかりにかまけていると
      年単位で「今年はこれをやるぞ!」など、長期的な目標がないがしろにされてしまします汗
      1日単位、1時間単位でしかものごとを考えられない、細切れな思考回路に陥ったら危険ですよ、ということです☆

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