どうもカントウです
私は地元で10年ほどバンド活動を行ったのち、音楽活動を全て打ち切り
ネットビジネスに参入しました
そういった経験から、どうやらアーティストと、最近のトレンド(というか主流)のインフルエンサー
は全然行動や考え方が違うことに気付きました
今回はアーティストとインフルエンサーの違いについて、私の経験を交えながら考えていきたいと思います
アーティストとインフルエンサーの最大の違いは?
一言で言いますと
「情報発信に力を注いでいるか?」
どうかです
私はアラフォーの30代なのですが、私と同世代のバンドマンは、ほとんどが「アーティスト」思考でした
平成生まれの方は驚くかもしれませんが、私の世代では「アーティストになって印税ガッポガッポで、異性からモテまくり、多くの人から称賛される」というアーティストドリーム真っ盛りでした
グレイやラルクアンシエルなど、第二次バンドブームど直球の世代ですね
そのため、彼らのバンド文化はそういった雰囲気を色濃く残っています(そうでない方もいますが)
そして、彼らの情報発信は基本的に「ドヤぁ」で「キラキラ」で、「俺達いけてるっしょ?」
感が満載しております(私調べ)
- カリスマ性
- 独自の世界観
などが重宝され、今の「シェアリング」「わかりやすさ」「親近感」
的なトレンドをガン無視しているため、自分達とは違う人たちから理解されにくいです
私の肌感覚では
- アーティスト:コンテンツ至上主義
- インフルエンサー:コミュニケーション至上主義
のような気もします
少なくとも、私が今まで組んできたバンドマンは、皆完璧主義に陥っている人ばかりでした
「コンテンツを完璧にしないと!」
という思いに囚われすぎて、1年間ずーーーーっと同じ曲ばかりスタジオ練習していたバンドもありました(汗)
正直いって、今の時代、「完成度」に価値はありません。
周りを見渡してみてください・・・「完成された物」ばかりではないでしょうか?
- ハイクオリティなYoutubeのコンテンツ
- 無料で聴ける非の打ちどころのない音楽や、スマホゲーム
そんな中で、素人がいくら何年もかけて完璧な作品を出したところで、一瞬で埋もれてしまいます
そして、完成度よりも、不完全を武器にしてコミュニケーションを重ねる人たちにどんどん先を越されてしまうのです
数ヶ月かけて、完璧な作品を仕上げて
「これが俺の作品だ!」
と出す人よりも
毎週デモをSNSで拡散させて
「こんなの作ったよ!感想下さい♪」
と言って色々な人とコミュニケーションを取り、数ヶ月後に
「皆ありがとう!皆の意見を参考にしたらいい作品できたよ!」
と言える人の方がヤバい— カントウ@ライター外注化🔰 (@kantou000) February 23, 2020
ですので、バンドマンから、コンテンツクリエイターとして意識を変えていかないと、ただの老害になってしまうので
変化していかないとやばいなぁと思います
- ライブハウスと仲良くしないと、ライブに出演できない
- バンドマンは酒が飲めないと、のし上げれない
そんな旧石器時代な文化を続けていたら、数10年後にはバンド活動が「老人のゲートボール」のように扱われてしまうでしょうね・・・
まとめ
- アーティスト思考は「コンテンツ至上主義」で、自分の作品を完璧にしようとしがち
- 現代では「完成度」の価値はほぼないため、その方向は死亡フラグですよ
- 完璧主義を捨てて、不完全でもいいからコミュニケーションを取っていくことが大事
従来のアーティスト思考の老害(言葉が悪い汗)とは違い、インフルエンサーは情報発信の重要さを理解しています
良い情報を発見したらシェアする事、人と積極的にコミュニケーションをとる事
それら一つ一つがネット上で信用を積み上げることに直結することを理解しています
「もう俺は歳だから・・・」
「若者のマネするのはなんだか嫌だな・・・」
と思う方もいらっしゃるかもしれません
しかし、同世代もきっとそう考えるので、その方法を学べたら劇的に差別化が図れます
例えば
- 10代のコミュニティで、30代のノウハウを使う
- 30代のコミュニティで、10代のノウハウを使う
そういった別の世代で使っている戦略を横展開すると、場合によっては圧倒的な勝利に繋がるかもしれません
日本はほぼ単一民族国家で、人種差別はほぼありません
その代わり、「年代差別」が横行しているフシがあります
ですので、自分より若い方から貪欲に学べる人が、長期的に生き残っていけるのかなと思います
今回は以上です
最後までご覧いただきありがとうございました
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